きのうのできごと

きのうしたこと、あしたすること、あさっての夢

「今村昌平」にはまる

きのうの朝ごはん:雑煮、コーヒーとバームクーヘン

きのうの昼ごはん:野菜あんかけラーメン

きのうの晩御飯:瓶ビールと大福餅1個

 

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昨日は前日に聞かされた「明日夜ミラクへ行く」との言葉にちょっと動揺して、なんで?ミラクなの、今まで誰に誘わあれても固辞していたお店に嬉々として行くと突然言い出した、推察するにはy eさんに誘われたら、というか一言で、今まで誰からの誘いも固辞していたことでさえ、喜んで行く、というのが理解できない、それとなぜミラク、、、ということで急遽1泊2日の旅に出ることにした、それで午前中はどこ行こうか調べていた、突然のことだから、特に行きたいとこはなかったけど、無理矢理に行きたいところを作るべく地図見てネットでホテル検索して、中村市の「ホテルさんリバー中村」に1泊することにした、車で中村まで行くってドキどく、地図と睨めっ個をして大月町まで行って宿毛を通って四万十で泊まるという計画を立てて予約もした、以前アツヒトサンからいいホテルだよ、と聞いていた記憶があったのだ、、、。そんなことをしていたら日が暮れたので瓶ビールを1本だけ飲んで帰宅、お風呂に入ってアマプラで「赤い殺意」を見た、2時間の映画、まずは映像が白黒でとてもカッコいい、雪山を男と女が歩く距離感、汽車の白煙、電球が揺れる陰影、すっごくかっこよくてゾクゾクした、音声、ボソボソヒソヒソコソコソとおばさんたちが話す声、田舎では落ち着きなくどこからか聞こえてくる、ちょっとイラつく小さなため息魔しりの声、もこの映画のテーマにあっていたと思う、俳優たちもかろうじて知っている人たちだ、わたしが認識仕出した時には大御所になっていたけど、多分この映画で評価されての大御所だったのだな、って、みんなすごい端役で出ていた、小沢昭一とか、、、。で、内容はというと、すっごく感情移入できた、だって日本の結婚って昭和の初めまでこんなんでそれが延々いまだに受け継がれているところがあると思う、女は一番下っ端、籍にも入れず子供も取り上げられておさんどんに明け暮れて、下女扱い、怒鳴られて威張られて、そうして女はしぶとくなっていった、そうでもしなければ生きていけないから、とにかく生きて行くためには嘘も突き通す、あのね、みんな女はそうして自分を守って生きて行くのだと思う、貧しい百姓の話、ではない、富豪だろうと学者だろうと結婚、家庭、家族ってそういうもんだと思う、それでラストシーンはハッピーエンドだった、そうやってハッピーエンドにするためには這いつくばって生きていかなきゃダメだってこと、今は時代がいいというけど、自分というものを通したければ自分が納得する意気かアタをしたければ、やっぱり這いつくばってしぶとく生きて行くしかないのではないか、と思う、非常に感動した、というか今村昌平の他の映画も見てみよう。

今日はドライブ日和、久しぶりのドライブに心が躍る、それではいってきまーす。